滋賀県立高島高等学校

びわ湖高島春の演劇祭2025

2025.05.10

保護者の方 部活動 演劇部

令和7年3月23日(日)に藤樹の里文芸会館で開催された「びわ湖高島春の演劇祭」において、高島高校演劇部は「Let’s make It’s ショウ time!」を上演しました。このお芝居は一年生の亀尾麻帆さんが脚本と演出を担当したオリジナル作品で、ある高校の演劇部員たちによって繰り広げられるサスペンス調の物語です。ただ単にサスペンス調なだけではなく、ミステリー調でもあり、コメディ調でもあるので、最後まで観ていただかなければ分かっていただけない内容になっていて、キャッチーな作品に仕上がったと思います。

本格的な練習を始めたのは、学年末考査が終わってからです。準備期間が十分でない中でも、キャストやスタッフがそれぞれ自分の担当するところをしっかり完成させて全体練習に臨むことができたので、当日は思った通りに演じることができて満足しています。

 

部員のコメント

 

2年 木戸口 謙

今回の発表は、一年生にとって初めての本格的な舞台だったので、脚本も役者も照明などの裏方も今まで以上にコミュニケーションを密にして準備をしました。各人がそれぞれの仕事をきっちりやりきってくれたので、安心して後輩の成長を見守ることができました。

これまでの脚本は書き手一人の意図が強く反映されることが多かったのですが、今回は部員みんなで演出を考えました。それぞれが意見を出し合い、それを取り入れて完成したことで、演劇部全員の個性が表現された作品になったと思います。自分にとってはそれが新鮮で、とても面白く感じました。

 

1年 亀尾 麻帆

 初めて脚本作りに挑戦しました。高島高校の演劇部がこれまで扱ってきたお芝居とは違う形にしたいと考えて作りました。シリアスな内容もありながらクスッと笑えるコメディのネタもたくさん盛り込んで、観ている人が愉快に感じる作品を目指して書きました。脚本の完成には三ヶ月ほどかかり、場面転換などに苦労したところもありましたが、表現したいことは「葵依」に言わせることができたと思います。「他人の考えに左右されるな」という台詞です。「もし何か言ってくる奴がいれば、君の中のひろゆきをお見舞いしてやれ。『それってあなたの感想ですよね』ってね」の部分が、観てくれた人の心に伝わっていればうれしく思います。

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