滋賀県立高島高等学校

学校長挨拶

社会の変化に主体性をもって対応できる人材の育成を目指して

 

高島高校ウェブページにアクセスしていただきありがとうございます。

本校は、大正9年(1920年)に県立今津中学校として開校され、学制改革により昭和23年に県立藤樹女学校を統合して、県立高島高等学校として開設されました。令和2年(2020年)に、創立100周年を迎えた県内でも屈指の伝統校で、これまで2万8000人以上の卒業生を社会に送り出し、連綿とつながる有形・無形の伝統が校風の中に息づいています。これからも「社会や地域で活躍するリーダーを育てること」を本校の使命として、社会の変化に主体性をもって対応できる人材の育成を目指していきます。

【校訓】敦厚剛毅(とんこうごうき)誠実で人情が厚く、意思が堅く、何事にも負けない

(1)教育目標

教育基本法および学校教育法の精神に則り、人格を陶泊し、教養を高め、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、平和な国家社会の建設的な形成者を育成する。
特に、能力・適性・進路に応じて、自主的・継続的努力の喜びを体験させる教育の実現に努める。

(2)スローガン

『文武両道 文武一体で未来(あす)を拓く』

(3)経営の重点

  1. 基本的な生活習慣の確立(生徒の規範意識の醸成と健全な心身の育成)
  2. 主体的・対話的で深い学びの実現(生徒一人ひとりの「学ぶ力」を高める)
  3. 自律的・民主的な集団づくりの推進(仲間づくり ・協働する力の育成)
  4. 人権教育の推進(自他を尊重し、いじめを許さない学校文化の風土づくり)
  5. 系統的なキャリア教育の展開による進路保障の実現(目標を明確に、夢を現実に!)
  6. 個に応じた適切な指導・支援の充実(すべての生徒へのきめ細かな指導・支援)
  7. 安全・安心な学校づくりの推進(教職員の危機管理意識の高揚と学習環境の整備)
  8. 地域と共生する力を育む指導の推進(地域や保護者との積極的な連携・協働)
  9. 情報発信の工夫と推進(創立百周年事業を地域とともに)
  10. 働き方改革の推進(業務の見直し、健康でいきいきと働く教職員集団)

(4)生徒に身に付けさせたい力

主体性

何事にも興味関心をもって主体的に取り組み、幅広い選択肢のなかから自分の進路を考えることができる。

課題解決能力

物事を的確に捉え、課題を発見して、その解決のために協力・協働して取り組むことができる。

学力・体力の向上

生涯にわたって活用できる基礎的・基本的な学力を身につけ、発展的・探究的な学習に向かうことができる。また、健康的に生きるための体づくりに積極的に取り組むことができる。

規範意識

社会や集団生活におけるルールやマナーの意義を理解し、それを遵守して学校生活を送ることができる。

地域愛

地域の自然・文化・産業について積極的に学び、それを通して自らの生き方を考えるとともに、地域の発展に貢献することができる。

コミュニケーション能力

他者の意見を理解・尊重するとともに、自分の意見をしっかりと持ち、それを適切に伝えることができる。

思いやり

多様な人との関わりを通して、他者の気持ちを理解し、良好な人間関係を築くことができる。

自己肯定感

自分で目標を設定して、計画的に努力し、達成することで、自己の存在に自信を持って行動することができる。

責任感・忍耐力

学習や部活動・生徒会活動など学校生活の全ての活動の意義を理解し、責任感を持って粘り強く最後まで取り組むことができる。

グローバル社会への対応力

グローバルな視野をもち、情報化社会の中で活躍し、かつ社会貢献できるよう、積極的に学び続けることができる。

古来より京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として栄え、近江聖人と称えられた中江藤樹生誕の地であるとともに、数多くの高島商人(近江商人)を送り出した街「高島」において、歴史と伝統を土台としながら、地域社会を築く人材の育成に力を注ぎ、さらなる発展を目指したいと考えています。さらには、令和3年度より新しい学科「文理探究科」が開設され、その第一期生を迎え入れました。グローバルな時代に主体的かつ柔軟に対応し、幅広い分野で活躍できる資質や能力を備えた生徒の育成を図ってまいります。関係の皆様には、今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

滋賀県立高島高等学校長
西川 朗

学校紹介About Our School

文武両道
 文武一体で未来を拓く

Shiga Prefectural TAKASHIMA High School

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