滋賀県立高島高等学校

総合的な探究の時間

高島市役所 市民協働課との連携

グローバルな視点をもって地域のコミュニティーを支えるリーダーを育成する事業(文部科学省「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」)に取り組んでいます。高島地域の特性に応じながら同時にグローバルな視点をもって社会課題研究をします。

市民協働課との連携では、高島市が抱える課題を見つけ、その解決方法を探究します。

高島市の強みを生かした街づくりができないか、さまざまな視点からよりよいまちづくりプランを提案しています。

高島市役所 市民協働課との連携


卒業レポート

1969年(昭和44年)から卒業レポートに取り組んで53年、高島高校には半世紀も前から探究的学びを取り入れてきた歴史があります。その歴史に加えて、昨年度からはレポートを論述した上にポスターやパワーポイントを使った発表にも取り組んでいます。

問いを立て、仮説を立てて検証するという探究的学習を通して、自分自身を見つめたり友人と協働的に学びを深めたりしています。

大阪大学石黒浩教授(1982年卒)の卒業レポート

アンドロイド研究の世界的研究者の石黒先生は、高校時代美術部に所属し活躍されました。卒業レポートでは、“静物のもつ無限の美への追求”について記されています。その一部を紹介します。

要旨

百合・紫陽花をモチーフに、静物の持つ無限の美を追求するとともに、油絵を始めてからの三年間をふりかえる。

本文より

「石ころを見て長い地球の歴史を思うように、静物を見て感じるものは、人物や風景を見て感じるものより、はるかに神聖で、それはかつ無限である。私が静物を描く理由は、その中に無限の可能性が、無限の美が秘められているからであり、その無限の美を追求してみたい欲求に駆られるからである。」


読書活動

読書活動に積極的に取り組んでいます。総合的な探究の時間では、新書の味見読書に取り組んだり、長期休業中の課題で読んだ本についてまとめたものを発表したりしています。また、自分が読んでほしい本をプレゼンテーションする力を競うビブリオバトルにも取り組んでいます。

朝の10分間読書

春・秋・冬の読書週間では、朝の10分間読書に取り組みます。

自分の選んだ本、好きな本を読むことで自発的な読書活動の充実を図り、読書習慣を身に付ける機会になっています。

朝の10分間読書

校内読書感想文コンクール

毎年夏休み明けに校内読書感想文コンクールを実施し、自分の思いや考えを言葉で表現する力を育んでいます。
校外のコンクールにも毎年複数名が入選するなど、活躍しています。

校内読書感想文コンクール

学習・進路指導Learning program & Career guidance

文武両道
 文武一体で未来を拓く

Shiga Prefectural TAKASHIMA High School

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